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Hi​,​lake

by naka0akan

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1.
2.
florid 04:13
考えなきゃならん事は山々 相変わらずの生活はほどほど 高み増してきた雲、雪解け水も掃けて 涼風が僕らを撫でる 待ちに待った空気だけども で?君はどんな気分? 清涼飲料水とロングスカートの少女 なんとなく、春だね ねぇこれは たった今の思い付きだけど あの川に沿って歩けば 良い景色が見られる気がする 開けた空に 僕らの今が溶け込んで 一層綺麗な青になって 美しい季節が咲く こんな風に 柔らかく曖昧な輪郭の 午後の日差しに照らされて 君の桜色の頬が 僕の未来を彩った ねえこれは もう確かな希望なんだけども 来年も再来年も何度でも この景色を見に来よう? 開けた空に 僕らの今が溶け込んで 一層綺麗な青になって 愛おしい奇跡が咲く 今この時に 僕らの今は煌めいて いっそこの瞬間を閉じ込めてしまいたい 開けた空に 僕らの声はこだまして きっと誰かも笑顔になって 美しい季節になる こんな風に 曖昧なままどこか温かい 午後の光に照らされた 君の桜色の頬が 僕の未来を染めたんだ 君の桜色の頬が 僕の未来を決めたんだ
3.
紫陽花 04:08
晴れのち曇りの朝 日差しは街を通り過ぎる 灰色の空がぼくを裏切る準備をしている きみは最近どう 今日はどこへ行くの そういえば少し離れたような気もする このままで、いいのならば 雨に濡れて、帰ろうか 枯れかけた紫陽花の水色、映える 投写前のフィルムから きみの姿、抜き出して 濡れた髪の透明感、視界染める 日々は堂々巡り 「今」は繰り返せる こう思えば少し、楽になれる気がする 思い出に殺されたなら 雨に溶けて消えようか 思い込みに急かされ、早足で駆ける 校舎前のグラウンド 独りぼっちのサッカーゴール 折れた傘のビニールが項垂れている 吹き抜けの街並みから さよならの香りがした 実はもう、きみもぼくも この中にはいないのかも このまま、が欲しいのならば 上の空の紫陽花が首を傾げている 思い出が息絶えたならば このままでいても まぁ、いいんじゃない きみは最近どう ぼくは、そうだな そういえば傘を買い換えなきゃだな
4.
どうしようもなく空っぽになる そんな事もあるだろう 誰も知らないところに 君がいる事もあるだろう だから アナザーワールドがはじまる 捻り出すように声が生まれた事 あの瞬間 捉えた世界の隅 いつまでも消えてくれなくてさ ほら アナザーワールドがはじまる 誰がそこにいる? アナザーワールドがはじまる 僕の知らないところで 繰り出した都会の喧騒に 何を重ねるだろう 同じ道を違う靴で歩く そこに何を見出すだろう start your another story make it another world さよなら、また会おう いつかまた、必ず 大罪を伴う甘美な響き 残るのはあの時の 景色、声だけ アナザーワールドがはじまる 君は行っておいで ひとりで行っておいで アナザーワールドがはじまる
5.
星になるまで駆けると決めた それは苦しい事だと知っている すれ違う人達は皆、平気な顔 それは苦しい事だと知っている 言うまでもなく 押し付けがましい感動に 嫌気がさした僕はといえば 上の空で物思いに耽ってばかりでいて しょうもないや 夜空の下で小さな火を焼べた 何かを覚悟したように息を吐き捨てた 何度も見上げて 何度も繰り返して 何かに届くような、そんな気分でいた 星になるまであと一体どれくらいか それはきっといつまでもわからないままで 「光に還れば皆、同じだ」と 笑った人もいたそうな そう 笑えない人もいるというのに 夜空の下で小さな火を焼べた 何かを見付けたかのように宙を仰いだ 何度も見上げて 何度も繰り返して 何かに届くような、そんな気分で いつか星になるまでここに居ると決めた いつまでも忘れぬように新しい傷を作る 何度も引っ掻いて何度も振り返して 「誰かが気付くだろう」 そんな風に在ろう 星になるまで
6.
アルミ缶 04:36
静まった町の隅 街灯がチカチカして それだけでドラマチックな 気分に浸っていた 右側のポケットに銀色のアルミ缶、忍ばせて 上向いたままの踏切 ぶち抜けて駆けてった 奥まった夜の闇 人影は見当たらない それだけで心が弾んできた 鳴らない着信音 携えた銀色の最新兵器 どうやって動くのか 何が足りないかもわからない さっきの踏切みたいに 夜空を見上げた 予定通りのブランコに立って 炭酸が抜ける音 あの星が落ちる音 第六感が騒ぐ音 すべて静寂に吸い込まれていった 息を吸って吐くこと 同じ道を歩くこと 誰かが愛を歌うこと すべて当たり前で綺麗だった 月に吸い込まれるように 誰もいない道を往く 適当な歌を口ずさむ 口実が欲しいだけ さっきの踏切が足止めしてくれていればなぁ この生温い情熱をうまく冷ましてくれたんだろうに 炭酸が走る音 悪酔いの囁く言葉 視界が回って止まらない 高揚感、高揚感! 失っていたリアリティー 目を覆いたい、耳を塞ぎたい 上っ面の青い春 顔だけが赤く染まっていった 淡い想いを 劈く音 ほろ苦くて 嘔吐く喉 世界が回って進む音 バカみたいだね、こんな歌すらも 恋なんて、要らないよ 愛なんて、温もりなんて 答えなんて、正解なんて あわよくば今のままで なんて、あああ 明日笑って、話せたりして そんなわけ、無いのに 蹴飛ばした、アルミ缶 おやすみ、高揚感。
7.
時の船に乗っている 時に揺れて不安がる 寄せては返す風のよう 明日も昨日も混じり合って さあ time vacation 痛い目を見ても 覚めた夢でしょう そこに浮く木片は誰かが しがみ付いてたものだろうか 寄せては返し漂う いずれにせよ「さよなら」だって ああ time vacation 晴れ間を惜しんでも 雨は降るでしょうなあ time vacation いつの間に死んでも 知った事ないでしょう 望みが無いなどとは言わない 何が欲しいのかわからなくなってしまっただけ 春の木漏れ陽、夏の未草、 秋の満ち潮、冬の三日月 センチメンタルと全能感 今こそ時よ止まれ さあ time vacation あの瞬間、感動を 取り戻せるかな 取り戻しにゆこう time vacation 痛い目を見ても 懲りもなく繰り返そう time vacation また気が向いたら また時を止めて 会いに行くよ

about

naka0akan's 1st work

credits

released November 23, 2017

All songs written by naka0akan
Vocal, Guitar, Programming, Artwork by naka0akan

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naka0akan Tokyo, Japan

I live in Tokyo :D

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